まだこれからが寒さのピークですが、いよいよ春夏シーズンへ突入。ということで1st Deliveryは全て即戦力なアイテムばかり＆上から下、オプションまでフルセット。嫌でも今後暑い日がやってくるので、今は今の楽しみ方で過ごしましょう。

自分たちにとってはミリタリージャケットというより、ストリートで今も憧れのあの人が着ていたイメージが一番に思い浮かぶG-8。今回はSSシーズンということで、軽く羽織れる中綿無しのフライトジャケットとなっています。一番に特徴的なストラップ式のリブの立ち襟と袖リブにはチクチク感のない肌触りのいいポリエステルを採用し、裾は両サイドのドローコードで着丈の調整が可能。裏地は重ね着や袖通しのしやすいマイクロリップのポリエステルなので全体的にかなり軽量な仕上がりです。背面の大きめなアクションプリーツや各フラップポケットもしっかりありつつ、SEDANらしく現代に合わせたボックスシルエットになっています。

FW24に引き続き、フード口の紐をワンアクションで調整できるゴムコードにアレンジしたフーディー。今回はソフトタッチな裏毛仕様となっており、背面のロゴプリントを排し、よりシンプルでカジュアルな見た目に。そこに見慣れないコードが付いているというギャップがいいですね。まだ寒い時期に着る場合、手袋をしていてもフードの調整がし易く、フードを被らない状態でもキュッと絞ればネックウォーマー的な役割も果たしてくれるのでかなり実用的です。

FW24でリリースした新型デニムを、今回は程よい厚みのカツラギ仕様となっているため、またデニムとは違った凹凸のある表情となっています。デニムほど硬くはないけどタフさは負けないので、ガンガン履き込みたいところ。ルーズ過ぎず裾のクッションも引きずらず、絶妙なシルエット。今回ウエストにゴムを入れ、より楽に履けるようになっています。間違いないブラックと、早めの春を取り入れたいキナリ、甲乙つけがたい2色展開です。Made in Japan。

SEDANとしては久しぶりのバックパックの新作。今回は小ぶりな形状となっており、大容量ではないですが、一日出歩くくらいならこれくらいがちょうどいいというサイズ。00年代の少しテックなスポーツバッグの要素が散りばめられており、素材の切り替えやヴィンテージ感のあるラバーパッチ、各所に付属するネオプレン素材などがあります。特にネオプレン部分は丸みのあるポケットやフックに掛けられる溝部分など、タイムスリップ感がありちょっとおもしろいです。しかしながらポケットやストラップ付の前面スリーブやドリンクホルダー、持ち手など実用性もきちんと押さえています。

SSシーズンといえば小物も積極的に拘っていきたいシーズンですが、頻繁に買い替えたり、買い足したりしないからこそ上質で長持ちするものといえばベルト。FW24でもリリースしましたが、今回さらなるクオリティを求め、レザーブランド＜NA'VVY＞に製作を依頼。誰もが知っているあのブランドや数々のブランドで経験を積み、2021年からスタート。確かな技術力でモノづくりをしています。今回のベルトもオールハンドメイドで、上質で耐久力のあるカウレザーの質感、香りを感じられ、バックルには変色を抑えるクリア加工を施した真鍮を使用。物理的にではなく、存在感が重厚で、永く愛用したくなる仕上がりとなっています。